オゴクダの貝
潮岬にあるオゴクダ海岸で採れる貝を紹介します。
2013.3.30田並採集
最近はブログを始めたせいもあって、採集はオゴクダ浜ばかりでした。
潮も大潮の時期となり、これからは磯採集が中心になる事もあって、久しぶりの田並での採集を決行しました。
偶然にも、オゴクダでよく合う方とばったりと出会う、と言う結果となりました。
引潮まではまだ時間があるので、古い打ち上げ帯をまず探索です。


打ち上げ帯はこんな感じ。
タカラガイ類が多いですが、ほとんど白化したものばかりです。
意外にスソムラサキダカラの打ち上げが多い気がしました。

目的の場所は、まだまだ潮が引かないと行けないので、それまでは水たまりの探索と、少し埋まった転石の下を探します。
水の中に貝を発見!



海藻と同化していますが、メオニノツノガイです。


綺麗なサヤガタイモも見つかります。

転石の下から出てきたナマコに…

クリムシ類が着いています。
種名は調べているところです。


これも名前は不明ですが、マメアゲマキの1種。


これは石の裏の何かに着いているのか、ホストは解らなかったクリムシ、2個見えます。


ムラサキウニには、キンイロセトモノガイが着いています。

今日はこう言った物が多く見つかります。

ヤツデヒトデに着くダルマクリムシです。


これは初物です、カイシアオリに着くチョウジガイ類。

再びオニノツノガイ科の貝を見つけました。



コオニノツノガイです。
これはヤドカリでした。

よく見ないと解らないですが、

スズメガイの生態です。
台座を作っています。

潮が引いてきたので、目的の打ち上げ場所に移動です。
最初に今日のメインが出ました。

串本では二個体目となるソウジョウイモです。
胎殻部分は欠けていますが、72.5?と立派な個体です。

時間は約4時間と長い採集となりましたが、それなりに楽しい採集となりました。
今日のタカラガイ組。

イボダカラが綺麗なものが多い気がします。
ヤナギシボリ、クチムラサキも個体数は多い所です。
カバフダカラも擦れていますが、1個持ち帰りです。

イモガイ組。

やはり大きなソウジョウイモ、スソムラサキイモも3個体と多いです。
ベニイモ、バラフイモの子供も見つかりました。

その他の貝。

欠けていますがキネズミ、2個体目となるマルニシ、ベニウミフデ、大きなヒメミツカドボラ(セムシボラ型)、クチムラサキレイシダマシ。

思いがけない貝も採れ、たまには行かなくてはいけない場所と言うところです。
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ハナマルユキ
ごく普通に見つかる貝なので、ほとんど採集することはありません。
大きいものや小さい物、色が違う物などのみ採集する貝です。


Ravitrona caputserpentis mikado Schilder 1938
タカラガイ科 ハナマルユキ
串本町潮岬産 生貝個体 20.6㎜〜39.4㎜

カモンダカラ
この貝もオゴクダではよく見つかります。
でも、台風後に採集したときには、生貝は見つかりませんでした。
オゴクダではたまたまなのかもしれませんが、アヤメダカラに比べて生貝の生息場所が違うのかもしれません。
夜間採集などでは、単体で生貝が見つかる事があります。
奄美大島土浜の生貝個体を2個手に入れたのですが、画像のように丸っこく模様が流れ面白い個体ばかりでした。
この場所の個体がすべてそうなのか解りませんが、綺麗な個体だと思います。


Erosaria helvola Linnaeus 1758
タカラガイ科 カモンダカラ
串本町潮岬産 生貝個体 16.6㎜〜26.0㎜


タカラガイ科 カモンダカラ
奄美大島土浜産 生貝個体 22.9㎜〜27.4㎜
アヤメダカラ
オゴクダではよく見つかる貝で、特に小さな個体も見つかります。
新鮮な個体は、綺麗な紫色をしていますが、時間がたてばややその色も褪せて黒ずんだ紫色となります。
色を残しておきたい貝の一つです。、


Erosaria poraria Linnaeus 1758
タカラガイ科 アヤメダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 台風後採集生貝個体 18.7㎜〜23.6㎜
カバフダカラ
大きな貝なので、他の人に拾われることが多い貝だと思います。
私の拾う確率も低くっているのか、そう見つかりません。
今まで数個体の採集だったように思います。
生貝の採集も少なく、潮岬の他の場所で採集したものが唯一の標本です。


Erosaria caurica Linnaeus 1758
タカラガイ科 カバフダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 41.2㎜〜44.4㎜


タカラガイ科 カバフダカラ
串本町潮岬産 生貝個体(背面) 43.7㎜


タカラガイ科 カバフダカラ
串本町潮岬産 生貝個体(腹面) 43.7㎜

ウミナシジダカラ
やや深い所にいる貝なので、オゴクダでの採集は少ない貝です。
何回かに一回の確率で採集しています。
画像のように艶の残っている個体を採集することはまれで、ほとんどが擦れた個体です。


Erosaria cernica Sowerby 1870
タカラガイ科 ウミナシジダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 23.1㎜〜28.6㎜
ナシジダカラ
オゴクダでは一番多いタカラガイだと思います。
なぜか好きな貝なので、表面の斑点模様が残っていれば、迷わず拾ってきてしまいます。
そう言う訳で、家にはたくさんのこの貝があります。
変異もあって、横に張った丸い個体や、側面の模様が濃くなった物もたまに見つかります。


Erosaria labrolineata Gaskoin 1849
タカラガイ科 ナシジダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 台風後採集生貝個体 14.0㎜〜20.9㎜


タカラガイ科 ナシジダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 13.3㎜〜17.7㎜


タカラガイ科 ナシジダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ幼貝個体(背面) 15.1㎜


タカラガイ科 ナシジダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ幼貝個体(腹面) 15.1㎜
キッコウダカラ
知り合いの方からの画像です。
串本の他の場所(有田方面)では、採集されているのは聞いていましたが、オゴクダでの採集は知らなかったです。
立派な個体で、串本の顔と思える感じがします。


Arabica maculifera Schider 1932
タカラガイ科 キッコウダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体(背面) 54.5㎜


タカラガイ科 キッコウダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体(腹面) 54.5㎜
2013.3.24オゴクダ採集
天気予報では、午後からは雨、しかも干潮が午前10時過ぎとなれば、採集は当然午前中が狙い目です。
数日前には強い風が吹いて春一番を記録したのですが、日曜日なので昨日にはかなりな人が入ったと予想されます。
でも、自分の目で見ないと気が済まないということで、出かけました。
浜に着いたのが8時過ぎ、このブログによく来てくれる方が2名、もう一通り採集を終えて話している感じです。(T_T)
挨拶もそこそこに、さっそく見始めますが、ほとんど見た後ばかりです。
しばらく見ていくうち、今そこを見たばかりと言うのに、『これは何ですか?』と言う声にその手を見ると、ガ〜ン、ガ〜ンと言う頭に響く衝撃が!
手に持っていたのは、FDと思われるムギツブダカラ!!!
『良い貝ですねぇ〜、少ないですよ』と言うしかありません。
それでも、やや意気消沈の中見ていくと、


螺塔が欠けていますが、他は良い感じのキングチムシロ、ここでは嬉しい貝です。

これもオゴクダの名物と言える

バライロヨウラクです。
いずれこの貝も色彩変異も含めて紹介するつもりです。

ウミウサギ発見!

テンロクケボリ(バライロケボリ型)、状態は良さそうです。

見慣れない形の?

ここでは小さい物しか確認していない、フトスジアマガイ!、定着していないのかもしれません。

あまり採れなくなってきたので、最近良いものが採れていると聞く普段採っている所とは違う方向へ…

綺麗な色のソナレイモです。
この色のほうが少ない。


これも採れたら嬉しい、マメサンゴヤドリ、状態は最高です。

約3時間、今日は話をしながらの採集もあったので、いつもより時間は多めです。

本日の成果です。
こちらはいつもの通り


今日のタカラガイ、ウミウサギ組

ジュズダマダカラ、クロシオダカラはいつものメンバーです、変な模様のツマムラサキメダカラ、これも形のおかしいツマムラサキメダカラ?小型FDのサメダカラ、表面の粒粒が出ていません、マメウサギ、セロガタケボリ、テンロクケボリ(バライロケボリ型)2個。

今日良かった物、

螺塔が欠けているけど、良い色のキングチムシロ、イボカバイモ(チノイモ)2個、ソナレイモ、バライロヨウラク、フトスジアマガイの幼貝、マメサンゴヤドリ。

少し波の影響は出ていたようですが、相変わらず新鮮なものは少ない状況です。
大きな波が出てほしいですね。
本日午前中は、私を含めて3名でした。
隣の浜には、同業者と言う感じの方が2名見えていました。
オミナエシダカラ
この貝もオゴクダでは普通に見つかる貝です。
模様も斑点の出ないものもあります。
別名のチチカケナシジダカラと言うのも、そう言った模様の違いによる名前なのかもしれません。
たくさんの個体を見ていくと、オゴクダで独自と思える形の物が出てきます。
両側に張った形で、殻高も低い面白い形をしています。


Erosaria boivinii Kiener 1843
タカラガイ科 オミナエシダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝個体 22.0㎜〜33.0㎜

形が面白い個体

タカラガイ科 オミナエシダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 23.1㎜〜26.9㎜



ぷろふぃーる

kudamaki2014

Author:kudamaki2014
オゴクダをホームグランドに採集をしています。
オゴクダ貝類図鑑を目指していますので、ここに載っていない種類を採集された方は、ぜひ教えてください。



かうんた~



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