オゴクダの貝
潮岬にあるオゴクダ海岸で採れる貝を紹介します。
カラスキ
オゴクダでは画像の個体ともう1個体採集しただけです。
もう少し深い所にいると思いますが、ヤドカリなどにより運ばれたのかもしれません。
かなり擦れて、鰭などは残っていません。


Marchia elongatus Lightfoot 1786
アクキガイ科 カラスキ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 42.0?


アクキガイ科 カラスキ
串本町潮岬産 イセエビ刺し網生貝個体 64.8?
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センジュモドキ
オゴクダでは普通に見られる貝です。
この画像の貝も、台風後に磯で採集した貝で、丁度ケースに入るほどの大きさでした。
昨日のセンジュガイとは、棘があまり長くならないこと、肩部の棘が先で分かれないことで区別できます。


Chicoreus carneolus Roding 1798
アクキガイ科 センジュモドキ
串本町潮岬オゴクダ浜産 台風後採集個体 45.7?



串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 6.6?〜14.7?

この仲間の小さい個体です。
ほとんどがセンジュモドキの幼貝だと思いますが、特定ができません。
一番大きな個体になって、やっとセンジュモドキと解ります。

センジュガイ
長く伸びる肋が、疎らに出ます。
肩部の肋が一番長く、先で二股に分かれるのが特徴です。
オゴクダではそう見ない貝です。
画像の貝は、ケースに入るほど小さな個体です。
通常はもっと大きくなります。


chicoreus palmarosae Lamarck 1822
アクキガイ科 センジュガイ
串本町潮岬産 イセエビ刺し網生貝個体 48.6?


鰭のよく発達した個体です。
今はもうこれだけの貝を採集するのは難しくなりました。

アクキガイ科 センジュガイ
串本町潮岬産 イセエビ刺し網生貝個体 殻長97.7? 殻幅78.4?
ガンゼキボラ
この貝もオゴクダでは普通に見つかります。
台風後などには、生きたまま打ち上がって、磯などにいるところをよく見ます。
螺肋が多く、細かな棘が綺麗にでます。
通常は表面に付着物があります。


Chicoreus brunneus Link 1807
アクキガイ科 ガンゼキボラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 台風後採集生貝個体 45.7㎜
オニサザエ
今日からアクキガイ科が始まります。
難解な種類が多く、間違っている物には、ご指摘をよろしくお願いします。<(_ _)>

この貝は、オゴクダでは普通にいる貝ですが、このブログで紹介するために標本を探しましたが、採集していませんでした。
程度の良い物は、イセエビ刺し網で採集することができますので、何時でも採集できると思い、画像のようにあるだけと言う状態の悪い物しかありませんでした。
ケースに入らない大きな物はあるのですが、今後ケース入りの標本を採集しなければなりません。


Chicoreus asianus Kuroda 1942
アクキガイ科 オニサザエ
串本町有田漁港 イセエビ刺し網生貝個体 50.6㎜
ゴトウツクシ
過去の採集物を確認していて、1個体出てきました。
通常は砂浜に打ち上がる貝で、オゴクダのように岩礁での採集は稀です。
偶然打ち上がったものかもしれません
体層に白く太い帯があり、その中央にごく細い茶色の線があります。
均等に縦肋が出て、肋間には螺肋があります。


Costellaria gotoensis E.A.Smith 1879
ミノムシガイ科 ゴトウツクシ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 12.3㎜

ミノムシガイ科は、1種増えて58種類となりました。
2013.5.25上浦海岸採集
春の大潮第2弾です。
以前行った上浦海岸の違う場所での採集です。
ここは、クリムシ類が多く、今日はその画像を紹介します。
浜は砂浜海岸に、低い岩礁があり、歩きやすく採集のしやすい所です。





お昼丁度に干潮を迎えるので、9時に浜に下りましたが、もうかなり引いています。
ここでは転石が中心です。
最初に出てきたのが、ヤクシマダカラです。
立派な個体です。


やや大きめの石を裏返すと、


たくさん着いています。

ゴマフヌカボラやクルマチグサ。


こちらは二枚貝、シロインコ、トマヤガイ、トマヤエガイ等が見えます。

いくつ目かの石をめくった所で、

やっとクリムシが出てきました。
オオクリムシです。
この貝は、こう言った石の裏や、その下などで見つかります。
たまにナマコに着いていることもあります。




こちらのクリムシは、やや細めの貝です。
ナマコに着いていませんが、ホソセトモノガイではないかと思っています。
画像左斜めのウニには、キンイロセトモノガイが着いていますが、画像がぼやけて見えません。


石の下にいたナマコに何か着いています。
水中から揚げてみると、


どうもクリムシではありませんでした。
ホソスジチョウジガイのようですが、ナマコに着くとは思っていませんでした。
今まで採集した時は、やや深く埋もれた石の下からでしたので、偶然かなと思ったのですが、画像のように複数着いていますし、この後2匹のナマコでそれぞれ複数確認しましたので、着いていると思われます。

タイミング良く紹介の済んだザクロガイを見つけました。
ザクロガイは、石の下の画像のような白い海面を食べているようです。
大きな個体です。


ヤクシマダカラ、ハナマルユキ、メダカラとタカラガイを確認していましたが、違う種類が見つかりました。



クロダカラです、2個体並んでいました。

嬉しい貝が見つかりました。



ウネボラです。
この貝は、串本では少なく、和歌山でも紀中から紀北にかけている貝です。
昔採集した記憶があって、同じこの上浦だったと思います。
帰ってから標本を確認したところ、約34年前に採集していました。

石の下に何やら貝らしきものが見えたので、揚げてみました。
表面は海面の様になっていて、見つけにくい感じです。


トウマキボラです。
これは嬉しい採集でした。

岩に開いた穴からケヤリムシの水管が見えています。
当然サワラビがいない確認です。


1個体大きな物が着いていました。


約3時間の探索で、思いがけない貝が見つかりました。
画像の他にも、タイワンレイシの死殻4個体や、トウガタカニモリの沖縄方面タイプの死殻2個体など、十分な成果でした。
次回また期待の持てる所です。

ザクロモドキ
この貝も貝砂からはたくさん出てきます。
ザクロガイに比べ、半分ほどの大きさで、薄緑色をしています。
中には、ピンク色の個体もあります。
前後の水管の先は、新鮮なものであれば赤紫色の彩色があります。
背面には、1本の縦溝があり、それ以外の所には、顆粒があります。


Eratoena sulcifera Sowerby 1832
ザクロガイ科 ザクロモドキ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 3.2㎜〜4.6㎜
ザクロガイ
オゴクダでは、ザクロガイ科の貝は、このザクロガイとザクロモドキの2種を採集しています。
何れも貝砂の中からはたくさん出てきます。
綺麗な個体は、画像のように艶があり、部分的に褐色斑がでます。
この褐色班は、擦れるとやや赤っぽくなります。
内唇には歯がなく、外唇の内側には細かな歯で刻まれています。


Sulcerato callosa A.Adams & Reeve 1850
ザクロガイ科 ザクロガイ(背面)
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 6.1㎜〜6.6㎜


ザクロガイ科 ザクロガイ(腹面)
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 6.1㎜〜6.6㎜
コムギツブガイ
オゴクダで採れるシラタマの中では、一番小さい貝です。
他の種類に比べて、一見して少し細長いと言う印象を受けます。
これがこのコムギツブガイの特徴で、中央の溝も浅く、肋はあまり途切れません。


Trivirostra hordacea Kiener 1843
シラタマガイ科 コムギツブガイ(背面)
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 4.6㎜〜5.8㎜


シラタマガイ科 コムギツブガイ(腹面)
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 4.6㎜〜5.8㎜

シラタマガイ科の貝は、この4種類をオゴクダで採集しています。
明日からは、ザクロガイ科です。
日本近海産貝類図鑑では、ザクロガイ科は、シラタマガイ科に属していますが、ここでは日本及び周辺地域産軟体動物総目録に沿って、ザクロガイ科として扱います。


ぷろふぃーる

kudamaki2014

Author:kudamaki2014
オゴクダをホームグランドに採集をしています。
オゴクダ貝類図鑑を目指していますので、ここに載っていない種類を採集された方は、ぜひ教えてください。



かうんた~



かれんだ~

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