オゴクダの貝
潮岬にあるオゴクダ海岸で採れる貝を紹介します。
アラレタマキビ
海岸線なら何処にでも生息している貝で、岩礁や堤防など場所を選ばないようです。
当然オゴクダでも潮の引いた磯に行けば、満潮線より上の部分によく見つかります。
昨日のマルアラレタマキビに形は似ていますが、縦肋はあまりはっきりせず、太さの一定しない螺肋があるのみです。

アラレタマキビ
Granulilittorina exigua Dunker 1860
タマキビガイ科 アラレタマキビ
串本町橋杭産 生貝個体 7.1㎜~8.9㎜
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マルアラレタマキビ
日本及び周辺地域産軟体動物総目録では、マルアラレタマキビはタイワンタマキビの異名になっています。
日本近海産貝類図鑑では、spとして載せられており、私も別種ではないかと思っているので紹介します。
オゴクダでの産出は少なく、私自身はまだ2個体ですが、他の方が数個体採集されているのを見たことがあります。
殻表は、縦肋と螺肋が明瞭で、その間は顆粒状となり、一見して縦肋がよく目立ちます。
顆粒が白っぽい事もあって、全体に白く見える個体が多いです。

マルアラレタマキビ
Granulilittorina sp
タマキビガイ科 マルアラレタマキビ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 8.9㎜

マルアラレタマキビ(殻口)
Granulilittorina sp
タマキビガイ科 マルアラレタマキビ(殻口側)
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 8.9㎜

タイワンタマキビ
この貝もオゴクダの転石からは普通に見つかります。
アラレタマキビよりは少し大きめで、螺肋上は低い瘤状となり、絣模様が出ます。

IMG_3910.jpg
Granulilittorina millegrana Philippi 1848
タマキビガイ科 タイワンタマキビ
串本町潮岬オゴクダ産 生息状況

タイワンタマキビ
Granulilittorina millegrana Philippi 1848
タマキビガイ科 タイワンタマキビ
串本町潮岬オゴクダ産 生貝個体 7.2㎜~7.6㎜

タマキビ
今日からタマキビガイ科です。
この貝は、打ち上げよりも潮間帯の転石の上で見つかります。
タマキビは、こちらで見つかるこの仲間では一番大きな種類で、オゴクダでも普通に見つかります。
通常は茶褐色の色をして、疎らな螺肋がある貝ですが、場所によっては色彩の変化が大きい所があります。
ここでは、その変化の大きい産地の物を紹介します。

タマキビガイ
Littorina brevicula Philippi 1844
タマキビガイ科 タマキビ
新宮市三輪崎孔島産 生貝個体 10.2㎜~14.6㎜
オオアマガイ
ao-misakiさんにオゴクダで見せてもらった貝を忘れていました。
オオアマガイは、潮岬の他の所では採れていますが、オゴクダでは初めてでした。
確か十分老成した個体だったと思いますが、最近は潮岬の他の場所での採集が多くなっています。
色彩はほとんど黒で、薄い成長脈があります。
内唇は、白いものから少し黄色が入る物もあります。

オオアマガイ
Amphinerita ocellata Le Guillou 1841
アマオブネ科 オオアマガイ
串本町潮岬産 生貝個体 15.4㎜~16.3㎜

アマオブネ科は、8種類となりました。


ヒメテツヤタテ
とうとうこの貝もと言う感想です。
潮岬では、他の所で採れていると聞いていましたが、オゴクダでも確認されました。
ビカリヤさんが最近採集されたそうです。
十分老成した個体で、確実に棲息しているようです。
これで、テツヤタテに次いで採集されたことになり、残るはミガキテツヤタテとなりました。
全体が茶褐色で、幼層の頃は縦肋がはっきり出ますが、体層では薄い成長肋と低い螺肋となります。
殻口の刻みが特徴的です。

himetetu.jpg
Zierliana woldemarii aethiops Reeve 1845
ミノムシガイ科 ヒメテツヤタテ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 22.0㎜

これでミノムシガイ科は、60種となりました。


アマガイ
オゴクダの転石帯には、普通に見つかる貝です。
通常は黒一色ですが、場所によっては白い斑点模様や赤っぽい物、黄色っぽいものなども見つかります。
蓋には全体に顆粒があって、小さい時の部分が白くなります。

アマガイ
Heminerita japonica Dunker 1860
アマオブネ科 アマガイ
串本町潮岬産 生貝個体 13.5㎜~14.6㎜

アマオブネ科は、7種類でした。


リュウキュウアマガイ
オゴクダでは3個体の採集です。
他の地域でも、単一個体のみ確認しています。
ややフトスジアマガイの子供にも似ていますが、螺肋の太さは半分ぐらいで、肋間とほぼ同じぐらいです。
殻自体も、横長になる感じです。

リュウキュウアマガイ
Amphinerita insculpta Recluz 1842
アマオブネ科 リュウキュウアマガイ
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝&打ち上げ個体 8.4㎜~10.7㎜

リュウキュウアマガイ(裏)
Amphinerita insculpta Recluz 1842
アマオブネ科 リュウキュウアマガイ(内面)
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝&打ち上げ個体 8.4㎜~10.7㎜

ヌリツヤアマオブネ
ニシキアマオブネと同じ所で見つかります。
ニシキアマオブネよりは個体数は少ないですが、両種とも最近は多くなってきたように思います。
一見して、ニシキアマオブネより細く、内唇滑走は窪んだ様になります。
画像のような個体ばかりで、色の変化はほとんど見つかりません。

ヌリツヤアマオブネ
Amphinerita polita forma rumphii Recluz 1841
アマオブネ科 ヌリツヤアマオブネ
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝個体 17.7㎜~17.8㎜

ヌリツヤアマオブネ(裏)
Amphinerita polita forma rumphii Recluz 1841
アマオブネ科 ヌリツヤアマオブネ(底面)
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝個体 17.7㎜~17.8㎜
ニシキアマオブネ
オゴクダでは、潮の引いた磯の所で生きた物が見つかります。
そう個体数は多くありませんが、気温の高い時などには這っている物も観察されます。
冬には、身の入ったまま打ち上げられている物も見かけますが、低温に耐えられなくて死ぬものもあるようです。
串本の他の場所でも見つけていますが、ほとんどが単一個体で、少ない貝と言えます。
表面には艶があって、成長肋が薄く出ます。

ニシキアマオブネ
Amphinerita polita Linnaeus 1758
アマオブネ科 ニシキアマオブネ
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝個体 22.9㎜~25.0㎜

ニシキアマオブネ(裏)
Amphinerita polita Linnaeus 1758
アマオブネ科 ニシキアマオブネ(底面)
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝個体 22.9㎜~25.0㎜



ぷろふぃーる

kudamaki2014

Author:kudamaki2014
オゴクダをホームグランドに採集をしています。
オゴクダ貝類図鑑を目指していますので、ここに載っていない種類を採集された方は、ぜひ教えてください。



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