オゴクダの貝
潮岬にあるオゴクダ海岸で採れる貝を紹介します。
キネズミガイ
オゴクダに限らず稀産の貝で、私自身もまだ割れた物を含めて3個体の採集です。
リスガイ等の形をしていますが、全体が茶色で、ヒロクチリスガイと同じような褐色斑列があります。

キネズミ
Mammila priamus Recluz 1851
タマガイ科 キネズミガイ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 19.9㎜~25.0㎜
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ヒロクチリスガイ
オゴクダではまだ画像の個体だけしか採集していません。
近くの上浦海岸では、生きた物も含めて幾つか採集しています。
本来砂地に生息しているのだと思います。
名前の通り、殻口が大きくなり内唇が大きくカーブします。
蓋は殻口より小さく、色も薄い赤褐色です。
殻は白色ですが、褐色の斑点列は3本ありますが、個体によって途切れるものもあります。

ヒロクチリスガイ
Mammila melanostmoides Quoy & Gaimard 1832
タマガイ科 ヒロクチリスガイ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 25.6㎜

ヒロクチリスガイ(口)
Mammila melanostmoides Quoy & Gaimard 1832
タマガイ科 ヒロクチリスガイ(殻口部)
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 25.6㎜

ヒロクチリスガイ(生)
Mammila melanostmoides Quoy & Gaimard 1832
タマガイ科 ヒロクチリスガイ
串本町上浦浜産 生貝個体 15.6㎜

ネズミガイ
オゴクダではよく見つかり、行けばいくつか採集します。
この貝の生きた物は見つけにくく、岩礁にたまった砂利の中から見つかる事があります。
放射状に帯が認められますが、あまり解らない程度に成長に沿った波皺状の模様が出る個体もあります。
蓋は、全体が明るい赤褐色となります。

ネズミガイ
Mammila simiae Deshayes 1838
タマガイ科 ネズミガイ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ&生貝個体 14.3㎜~24.0㎜
ハナツメタ
今日からタマガイ科です。
本来砂地に生息する種類が多いので、オゴクダでの種類数は多くありません。
ほとんど砂利の中にいる種類ばかりです。
このハナツメタは、画像の2個体を確認していますが、それ以外は見た事がありません。
これもオゴクダのような岩礁地帯にいる種類ではないのだと思います。
ツメタガイに似た色合いですが、殻高が高く、丸くコロンとしています。

ハナツメタ
Glossaulax reiniana Dunker 1877
タマガイ科 ハナツメタ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 17.9㎜~27.9㎜

ハナツメタ2
Glossaulax reiniana Dunker 1877
タマガイ科 ハナツメタ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 17.9㎜~27.9㎜

マツワリダカラ
オゴクダではあまり見かけませんが、数個体の採集だと思います。
ピンク色で、ホストに似せた色合いとなります。
ホストの形状に合わせた口になり、一定していません。
殻頂から放射状の細い肋が出ます。

マツワリダカラ1
Pediculariona pacifica Pease 1865
マツワリダカラ科 マツワリダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 5.0㎜

マツワリダカラ2
Pediculariona pacifica Pease 1865
マツワリダカラ科 マツワリダカラ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 5.0㎜

マツワリダカラ(ホスト)
Pediculariona pacifica Pease 1865
マツワリダカラ科 マツワリダカラ
串本町津荷漁港産 生貝個体 8.7㎜

マツワリダカラ(ホスト2)
Pediculariona pacifica Pease 1865
マツワリダカラ科 マツワリダカラ
串本町津荷漁港産 生貝個体 8.7㎜
シラタマツバキ
真っ白い殻色をしていて、薄っぺらい形をしています。
隔板も、殻との隙間は狭く、半分に分かれた線があります。
通常はヤドカリ入りの殻の中に生息しています。
オゴクダでは、あまり見かけない種類です。
別名をヒラフネガイと呼ばれます。

シラタマツバキ
Ergaea walshi Reeve 1859
カリバガサ科 シラタマツバキ(ヒラフネガイ)
和歌山県由良町白崎 生貝個体 23.2㎜~28.2㎜

シラタマツバキ(内面)
Ergaea walshi Reeve 1859
カリバガサ科 シラタマツバキ(ヒラフネガイ)(内面)
和歌山県由良町白崎 生貝個体 23.2㎜~28.2㎜

シマメノウフネガイ
数年前からたまに見かけるようになりました。
移入種ですから、だんだんと範囲を広げているのだと思います。
他の場所では、トコブシやサザエに着いているのを確認しています。
成長脈がありますが、放射肋はありません。
内面に深い隔板があります。

シマメノウフネガイ
Crepidula onyx Sowerby 1914
カリバガサ科 シマメノウフネガイ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 27.1㎜

シマメノウフネガイ(内面)
Crepidula onyx Sowerby 1914
カリバガサ科 シマメノウフネガイ(内面)
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 27.1㎜

クルスガイ
クルスガイ、別名アワブネと呼ばれますが、私はアワブネの方がしっくりきます。
浅い岩などに着いている事が多く、オゴクダでは打ち上げでたまに見かけます。
やや棘だった放射肋が数本から10本程度出ます。
内面には、半分くらいを占める隔いたがあります。
まるでスリッパのようです。

クルスガイ
Bostrycapulus grasvispinosus Kurode & Habe 1950
カリバガサ科 クルスガイ(アワブネ)
串本町有田漁港 生貝個体 13.1㎜~17.4㎜

クルスガイ(内面)
Bostrycapulus grasvispinosus Kurode & Habe 1950
カリバガサ科 クルスガイ(アワブネ)(内面)
串本町有田漁港 生貝個体 13.1㎜~17.4㎜

ウミギクカツラガイ
オゴクダでは画像の2個体を採集しています。
通常はウミギク類の側面に着いています。
ウミギク自体の形が一定していませんので、ウミギクカツラガイもホストに合わせ変形します。
通常のカツラガイに比べ、表面には凹凸があります。
また、細い放射肋が全面に出ます。

ウミギクカツラ
Capulus spondylicola Habe 1967
カツラガイ科 ウミギクカツラガイ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 9.7㎜~26.4㎜

ウミギクカツラ(側面)
Capulus spondylicola Habe 1967
カツラガイ科 ウミギクカツラガイ
串本町田原産 生貝個体 26.4㎜

ウミギクカツラ(側面2)
Capulus spondylicola Habe 1967
カツラガイ科 ウミギクカツラガイ
串本町田原産 生貝個体 26.4㎜
Capulus sp
オゴクダでは画像の2個体ですが、奄美土浜の砂からも得ています。
形はカセンチドリに似ていますが、殻質が厚く、より直線に三角形を形成し、角も顕著になります。
また、背面の放射肋も粗くなります。

Capulus sp
Capulus sp
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 7.9㎜~9.1㎜


ぷろふぃーる

kudamaki2014

Author:kudamaki2014
オゴクダをホームグランドに採集をしています。
オゴクダ貝類図鑑を目指していますので、ここに載っていない種類を採集された方は、ぜひ教えてください。



かうんた~



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