オゴクダの貝
潮岬にあるオゴクダ海岸で採れる貝を紹介します。
モントゴメリータケ
ビカリヤさんからも画像が届いていますが、私自身の知る限りでは、この2個体だけだと思います。
和歌山県の他の地域の採集でもまだ聞いた事がありません。
縫合下に太い縫帯状の肋が2本あり、その下には刻点状の螺肋が数本あります。
オレンジ色の地に、縦に白線が流れます。

モントゴメリータケ2
Dimidacus montgomeryi Deshayes 1859
タケノコガイ科 モントゴメリータケ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 37.4㎜

ビカリヤさん採集
モントゴメリータケ
Dimidacus montgomeryi Deshayes 1859
タケノコガイ科 モントゴメリータケ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 35.0㎜


スポンサーサイト
シロフタスジギリ
オゴクダではたまに見かける貝です。
今まで10個程度確認しています。
擦れた物がほとんどですが、台風後に生きた物も見つけました。
近くの上浦海岸の沖のドレッジでは、たくさん採集されています。
シュマダラギリに比べ、殻が細く、殻底に現れる白帯と、所々にある白斑もハッキリとしています。

シロフタスジギリ(オゴクダ)
Decorihastula columellaris Hinds 1844
タケノコガイ科 シロフタスジギリ
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝&打ち上げ個体 16.2㎜~28.0㎜

シロフタスジギリ
Decorihastula columellaris Hinds 1844
タケノコガイ科 シロフタスジギリ
串本町潮岬産 生貝ドレッジ採集個体 39.2㎜~43.0㎜

シロフタスジギリ(拡大)
Decorihastula columellaris Hinds 1844
タケノコガイ科 シロフタスジギリ
串本町潮岬産 生貝ドレッジ採集個体 39.2㎜~43.0㎜

ヤスリギリ
通常は打ち上げでは得られない貝だと思います。
やや深めの所にいる貝で、何らかの要因で打ち上げられたものでしょう。
画像の単一個体ですが、特徴の粗い刻みは確認できます。
縦肋間に細い螺肋があります。

ヤスリギリ
Cinguloterebra fenestrata Hinds 1844
タケノコガイ科 ヤスリギリ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 37.5㎜

ヤスリギリ2
Cinguloterebra fenestrata Hinds 1844
タケノコガイ科 ヤスリギリ
串本町潮岬沖ドレッジ採集 生貝個体 50.6㎜

ヤスリギリ3
Cinguloterebra fenestrata Hinds 1844
タケノコガイ科 ヤスリギリ
串本町潮岬沖ドレッジ採集 生貝個体 50.6㎜


チビタケノコガイ
今日からタケノコガイ科です。
タケノコガイ科の貝は、通常は砂中にいる種類なので、オゴクダでの産出は少ないです。
岩などの間にたまった細かな砂利などに住んでいるのだと思います。
チビタケノコガイは、オゴクダでは比較的多い貝で、良く見つかります。
日本産のタケノコガイ科の中では、小さい方の貝です。
細く低い縦肋が、やや斜めに出ます。
縫合下に黒褐色の帯が出る以外は、赤みを帯びた薄茶色です。

チビタケノコ
Terenolla pygmaea Hinds 1844
タケノコガイ科 チビタケノコガイ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 5.8㎜~8.2㎜


フロガイダマシ
最近の採集で見つけました。
まだ紹介されていない種類で、この個体だけの採集です。
ホウシュノタマなどに似ていますが、茶褐色の斑点列が出ます。
蓋は、フロガイのように、筋状に刻まれます。

フロガイダマシ
Naticarius concinuus Dunker 1860
タマガイ科 フロガイダマシ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 13.1㎜

フロガイダマシ2
Naticarius concinuus Dunker 1860
タマガイ科 フロガイダマシ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 13.1㎜

タマガイ科は、10種類となりました。


Eucithara sp2
この個体もまだ1個体の採集です。
コトツブ類の中では、小さな貝で、名前が特定できていません。
殻には光沢があり、太い縦肋と肋間に細い螺肋があります。
細い物を入れると、4本の褐色線が出ます。

Eucithara sp2
Eucithara sp2
クダマキガイ科 不明種
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 4.8㎜

今日でクダマキガイ科を終わります。
他の方が採集している物はまだまだあると思いますので、持っている方は画像をお願いします。
122種類紹介しましたが、正直3カ月程度と思っていたのが、4か月かかりました。
オゴクダでは一番種類の多い種群ではないでしょうか?
まだこれからキリオレが待っています。
これも頭の痛い所です。


Daphnella sp
もしかしたら幼貝なのかもしれません。
やや間隔をおいた縦肋と、それを横切る螺肋があります。
交点は、顆粒状となります。
まだ画像の個体だけの採集です。

Daphnella sp
Daphnella sp
クダマキガイ科 不明種
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 6.6㎜


2015.5.22オゴクダ採集 期待はずれ
台風6号は、直撃コースだったにもかかわらず、ほとんど影響のないものでした。
続いてきた7号は、かなり沖合を通過したのに、結構波が出ていて、少し期待させるものがあったのです。
丁度金曜日が休日となったので、他の方が来ていない時と思って出かけました。

IMG_7366.jpg

IMG_7367.jpg

IMG_7368.jpg
画像では解りにくいですが、磯との境目の貝が溜まっている所は、すでに掘り起こされています。

潮はかなり引いていて、最大干潮までは約1時間です。
探し始めてすぐに見つけたのが、
ソナレイモ(黄)
小さいですが、黄色いソナレイモ。
最近は少なくなった貝です。

ソナレイモ
不思議と続けて普通タイプのソナレイモ。
この後あまり写す物もなく、磯も含めて隈なく見て回りました。
台風の影響は少しだけで、そう前回と変化はなさそうです。

今日の成果(大きい方の貝)
IMG_7382.jpg

今日の成果(小さい方の貝)
IMG_7383.jpg

今日の生貝
少しだけ波で上がっていた物。
IMG_7384.jpg
イトマキハラブトシャジク、クロイトマキハラブトシャジク、マギレキナフレイシダマシ。

今日のウミウサギ組。
IMG_7380.jpg
テンロクケボリ、セロガタケボリ、ヒナコダマウサギ、トラフケボリ。

今日良かった物。
IMG_7381.jpg
色の変わったネジガイ、小さいナツメイモ、ソメワケオリイレボラ、ニシキシャジク、キングチムシロ(幼貝)、シワサメザラ、ハナヤカフタナシシャジク2個、ソナレイモ2個、フリージアガイ、イロガワリノシガイ、Kermia sp。

土曜日曜と採集に来ている方がどんな貝を採っているか気になりますが、台風の影響はほとんどないので、古い貝の掘り起こしだろうと思います。


Etrema sp3
どこかの図鑑か文献で見た記憶があるのですが、思い出せません。
和名もあると思いますが、仕方がないのでspとしました。
太い螺肋と縦肋があります。
殻口上部から水管にかけて、色が濃くなります。
オゴクダでは2個体の採集です。

Etrema sp3
Etrema sp3
クダマキガイ科 不明種
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 5.9㎜~6.8㎜

とうとう120種となりました。
もう少しだけあります。


Guraleus sp
この貝も実態がよく解らない貝です。
単一標本で、まだ同定できていません。
少し擦れた個体ですが、角張った縦肋と、細い螺肋があります。
全体が真っ白ですが、水管の先に茶色の彩色があります。

Guraleus sp
Guraleus sp
クダマキガイ科 不明種
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 6.1㎜

Guraleus sp2
Guraleus sp
クダマキガイ科 不明種
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 6.1㎜




ぷろふぃーる

kudamaki2014

Author:kudamaki2014
オゴクダをホームグランドに採集をしています。
オゴクダ貝類図鑑を目指していますので、ここに載っていない種類を採集された方は、ぜひ教えてください。



かうんた~



かれんだ~

04 | 2015/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -



最新記事



最新こめんと



かてごり



りんく

このブログをリンクに追加する



月別アーカイブ



RSSリンクの表示



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



最新トラックバック



検索フォーム