オゴクダの貝
潮岬にあるオゴクダ海岸で採れる貝を紹介します。
Gyriscus sp
ややエビスガイ類を思わせるような殻高の高い貝です。
よく似た種類にハヤシグルマがありますが、打ち上げではこの種類だけしか確認していません。
顆粒を伴った螺肋が全面に出ます。
薄い茶色に、周辺に濃い茶色の斑点が出ます。
殻口の軸唇部分も、同じ色で濃く彩色されます。

Gyriscus sp
Gyriscus sp
クルマガイ科 不明種
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 5.3㎜~6.7㎜

クルマガイ科は、11種類でした。
明日からは、ホソアラレキリオレ科に入ります。


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コンペイトウナワメグルマ
貝砂からごくたまに見つかります。
小さな貝ですが、ルーペなどで眺めると、大きな顆粒状の螺肋があります。
周辺の3本の螺肋が太めになって、全体にそれより細い螺肋があります。
薄い茶色ですが、周辺の螺肋上のみ細かな斑点が出ます。
腰高な形をしたクルマガイのグループです。

コンペイトウナワメグルマ
Pyrgoheliacus turritus Bieler 1987
クルマガイ科 コンペイトウナワメグルマ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 3.9㎜~5.2㎜


ポンダーナワメグルマ
クリイロナワメグルマを採集していると、ごくたまにこのような少し腰高の貝が見つかります。
全体が茶色ですが、周辺の螺肋にやや濃い色の斑点が出ます。
螺肋は密に出ますが、それぞれ顆粒状です。
周辺の螺肋が少し角張っています。

ポンダーナワメグルマ
Torinista ponderi Garrard 1977
クルマガイ科 ポンダーナワメグルマ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 5.8㎜~7.0㎜



ヒラマキナワメグルマ
この貝も少ない貝で、ごくたまにしか見つかりません。
ヒロベソナワメグルマよりはやや腰高で、臍孔周囲はやや角張ります。
全体が濃い茶色をしています。

ヒラマキナワメグルマ
Torinista infundibuliformis Gmelin 1791
クルマガイ科 ヒラマキナワメグルマ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 11.8㎜

ヒラマキナワメグルマ2
Torinista infundibuliformis Gmelin 1791
クルマガイ科 ヒラマキナワメグルマ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 11.8㎜


ヒロベソナワメグルマ
個体数は少なく、何回かに一個見つかれば良いほうです。
通算でも、20個弱程度だと思います。
薄茶色をしていて、周辺に少し濃い斑点があります。
扁平に巻いた形をしていて、臍孔部は大きく開きます。
顆粒状の螺肋が全体に出ますが、周辺の2螺肋が大きくなります。

ヒロベソナワメグルマ
Torinista fenestratus Hinds 1844
クルマガイ科 ヒロベソナワメグルマ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 10.1㎜~10.7㎜

ヒロベソナワメグルマ2
Torinista fenestratus Hinds 1844
クルマガイ科 ヒロベソナワメグルマ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 10.1㎜~10.7㎜


クリイロナワメグルマ
オゴクダで見つかる小型のクルマガイは、たいていこのクリイロナワメグルマです。
小さい貝ですが、浜でも見つかりますし、貝砂からもいくつか見つかると思います。
周辺にある太い螺肋と縫合との間に、4本の細い螺肋があるのが特徴です。

クリイロナワメグルマ
Heliacus dorsuosus Hinds 1844
クルマガイ科 クリイロナワメグルマ
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝個体 13.6㎜

クリイロナワメグルマ2
Heliacus dorsuosus Hinds 1844
クルマガイ科 クリイロナワメグルマ
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝個体 13.6㎜

クリイロナワメグルマ3
Heliacus dorsuosus Hinds 1844
クルマガイ科 クリイロナワメグルマ
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝個体 13.6㎜


ヒクナワメグルマ
オゴクダではごくたまに見かける貝です。
色合いがコシダカナワメグルマに似ていますが、殻高は低い貝です。
私はこの貝とコシダカナワメグルマを分けるポイントとして、周辺の太い螺肋を見ています。
コシダカナワメグルマが、太い螺肋が1本なのに対し、ヒクナワメグルマはその下の肋もかなり太めです。
同じ太さではありませんが、太い螺肋が2本並ぶ特徴を見ています。
その他の色合いなどはほぼ同じです。

ヒクナワメグルマ2
Heliacus depressiusculus Bayer 1948
クルマガイ科 ヒクナワメグルマ
串本町潮岬産 生貝個体 15.4㎜

ヒクナワメグルマ
Heliacus depressiusculus Bayer 1948
クルマガイ科 ヒクナワメグルマ
串本町潮岬産 生貝個体 15.4㎜

コシダカナワメグルマ
オゴクダでの確認は、そう多くなく、まだ数個体だと思います。
多産する所もあるようで、地域的な物なんでしょうね。
名前の通り腰高になりますが、やや低い個体もあるようです。
周辺の螺肋が一番太く、縫合までにそれより細い螺肋が3本、反対に同じ太さの螺肋が1本と、臍孔までに細い螺肋が4本出ます。
それぞれの螺肋は、縦肋で区切られ、石畳状となります。
周辺から縫合にかけては、焦げ茶色と白色の交互の彩色となります。

コシダカナワメグルマ2
Heliacus variegatus Gmelin 1791
クルマガイ科 コシダカナワメグルマ
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝個体 12.7㎜

コシダカナワメグルマ
Heliacus variegatus Gmelin 1791
クルマガイ科 コシダカナワメグルマ
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝個体 12.7㎜

コシダカナワメグルマ3
Heliacus variegatus Gmelin 1791
クルマガイ科 コシダカナワメグルマ
串本町潮岬オゴクダ浜産 生貝個体 12.7㎜

コマガタナワメグルマ
知り合いが採集したのを確認しています。
和歌山での記録はほとんどなく、と言っても沖縄方面でも少ない貝だと思います。
私はたまたま大潮の磯採集で生きた物を採集しています。
スナギンチャク類の群体に着いていました。
かなり腰高で、殻も厚く、太い螺肋とその螺肋を縄目状に横切る細い縦肋があります。
ほぼ全体が白色です。

コマガタナワメグルマ
Heliacus trochoideus Deshayes 1832
クルマガイ科 コマガタナワメグルマ
串本町潮岬産 生貝個体 13.1㎜


2015.6.20オゴクダ採集
台風が来ないのと、大きな波もないので、最近はオゴクダにはご無沙汰です。
でも、行った方からの採集報告をもらうと、案外採れているなと思い、様子見に行ってきました。
干潮時間に合わせ、少し遅くの9時半に浜に下りました。

IMG_7722.jpg

IMG_7723.jpg

まだ潮が引き始めですが、誰も来ていないようです。
状態はあまり良くないとここでもよく書いているので、来る人も少ないのかもしれません。
さっそく波打ち際から見始めます。

IMG_7724.jpg
サクラコダマウサギがいきなり見つかりました。
最近はウミウサギ類も少なめですが、そろそろ上がり始めてもいい頃です。

次に、
IMG_7725.jpg
久しぶりのジュズダマダカラが見つかりました。
そろそろ採れ始めるかなと期待が持てます。

IMG_7726.jpg
古い貝ですが、バライロヨウラクも。

IMG_7727.jpg
綺麗なサザレイボボラもここでは少ないながらも見つかります。
ここまで見つかって、画像に出来るのはこれだけ。
やはりまだ台風が必要でした。

本日の収穫。
やや大きい物。
IMG_7731.jpg

小さい貝。
IMG_7732.jpg

今日のタカラガイ、ウミウサギ組。
IMG_7728.jpg
サメダカラ、ナシジダカラ(サイド面が黒い)、シボリダカラ(奇形)、ジュズダマダカラ、トラフケボリ、テンロクケボリ、サクラコダマウサギ(ホホベニコダマウサギ)。

今日の二枚貝。
IMG_7730.jpg
ヒメアサリ、ウミアサ、トモシラオガイ。

今日良かった物。
IMG_7729.jpg
ハタガイ、バライロヨウラク、サザレイボボラ、キングチムシロ(幼貝)、モロハボラ、ハナオトメ。

結局誰も来ない一人占めとなりました。
でも、あまり浜に変化はありません。
やはり台風待ちです。




ぷろふぃーる

kudamaki2014

Author:kudamaki2014
オゴクダをホームグランドに採集をしています。
オゴクダ貝類図鑑を目指していますので、ここに載っていない種類を採集された方は、ぜひ教えてください。



かうんた~



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