オゴクダの貝
潮岬にあるオゴクダ海岸で採れる貝を紹介します。
シロエリキリオレ
あまり多くない貝ですが、色合いからは見つけやすい貝です。
小さな貝なので、貝砂からしか見つかりません。
全体が黒褐色で、殻頂のみ白くなります。
螺肋は3本ありますが、上下の螺肋は顆粒状で、真中の物は細い顆粒状となります。

シロエリキリオレ
Triphora atrata Kosuge 1962
ホソアラレキリオレ科 シロエリキリオレ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 6.4㎜ 1980年採集

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ビクニキリオレ
近海産図鑑では、黄色っぽい色をしていますが、この個体は少し濃い目です。
3顆粒螺肋は均等に出ますが、2本目と3本目の螺肋の間が濃い褐色となります。
胎殻が欠けているのが残念です。
オゴクダではまだこの個体だけの採集です。

ビクニキリオレ
Triphora monacha Hervier 1897
ホソアラレキリオレ科 ビクニキリオレ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 4.4㎜ 1987年採集


ヘリトリムラサキキリオレ
オゴクダでは比較的多い貝で、貝砂からはたまに見つかります。
3列の顆粒螺肋があり、一番上が黄色、二番目三番目が薄紫色となります。
胎殻の色は体層とそう変わりません。
ヘリトリムラサキキリオレ
Triphora hervieri Kosuge 1962
ホソアラレキリオレ科 ヘリトリムラサキキリオレ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 5.5㎜~6.5㎜ 1993年採集


チャマダラキリオレ
幼層の頃は2顆粒螺肋ですが、体層に近づくと3螺肋となります。
胎殻は茶色で、少し白っぽい色合いがありますが、それ以外は細かな茶斑模様となります。
オゴクダでは今まで10個程度の採集です。

チャマダラキリオレ
Triphora millepunctata Kosuge 1962
ホソアラレキリオレ科 チャマダラキリオレ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 6.6㎜~6.9㎜ 1993年採集


2015.7.19オゴクダ採集、オフ会二日目
実のところ、初日でオゴクダの採集でバテテしまい、午後は休んで、次の日もオゴクダでした。
前日にあれだけ採集したのですが、やはり見始めると結構見つかります。
最初に見つけたのが、
IMG_7947.jpg
マメサンゴヤドリ、この後もう一つ見つけています。

案外状態の良いジュズダマダカラ
IMG_7948.jpg
この台風で上がった死殻のようです。

とにかく暑くて画像を撮るのを忘れてしまいます。
それより先に袋に入れてしまい、あとでやらせも出来なくて。(゜_゜)

二日目の成果です。(大きい貝)
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二日目の成果(小さい貝)
IMG_8017.jpg

今日のタカラガイ、ウミウサギ組。
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ツグチガイ(オゴクダでは珍しい)、テンロクケボリ、ムギツブダカラ(本日の一番、大きさ状態は今までで最高です。)、ジュズダマダカラ(普通タイプとまだ斑点が出来ていないタイプ)、ツマムラサキメダカラFD。

今日の二枚貝組。
IMG_8012.jpg
ウミアサ、ホソスジヒメツキガイ、シワサメザラ、ミノガイの子供。

今日良かった貝。
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フリジアガイ、マメサンゴヤドリ2個、オリイレフデシャジク、アンボイナ、モリサキヨウラク、バライロヨウラク等。

今日の生貝組。
IMG_8014.jpg
キクスズメ(ナガサキニシキニに付着)、アラボリモロハボラ、クリムシカニモリ、サラサバイ2個、クロイトマキハラブトシャジク、ホソトゲレイシダマシ、サンショウガイモドキ、コダマサンショウスガイ3個等。

この日の方が、生貝が多かったです。
転石の下からよく見つかりました。
まだまだ隠れた貝がいそうです。


ホソヤカキリオレ
まだこの個体だけの採集です。
新鮮な個体のようで、ガラス質のように透き通っています。
細長い形をしていて、3列の顆粒螺肋があります。
一番上の顆粒列だけが、茶色く彩色されます。
ホソヤカキリオレ
Triphora iniqua Loussaume 1884
ホソアラレキリオレ科 ホソヤカキリオレ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 4.5㎜ 1980年採集



2015.7.18オゴクダ採集、オフ会初日
参加された方の採集記事で、ほとんどオフ会の様子が解りますので、ここは私のいつもの採集物だけの紹介とします。
前日に台風が通過したばかりなので、海はうねりが残っていて、濁った状態です。
ただ、打ち上げ採集には良い条件で、台風による打ち上げが期待できます。
先着組の私を含めた4名で、オゴクダに降り立ちました。
浜は、左端にたくさんの打ち上げがあるようで、すでに一人の方が掘り起こしています。
このブログにもお馴染の方です。
生きた物も上がっていると思える磯の匂いがしていますが、そう強くはありません。
打ち上げラインには、フジツボや亀の手の生きた物は見られます。
浜の状態の画像を撮り忘れましたので、見つけた物の紹介からですが、ほとんど画像を撮っていませんでした。

IMG_7945.jpg
これは採集しなかったのですが、キクスズメが付いたままのトコブシです。

IMG_7946.jpg
今日一番の採集でした。
潮岬の他の場所でも1個体採集していますが、オゴクダでは自身初となるイトマキオトメ。
やや小さい個体ですが、状態は良い個体でした。

昼過ぎまで約10名程度の採集で、浜はほとんど掘りつくされています。
暑さで、私はここでダウンしました。

本日の収穫(大きい個体)
IMG_7982.jpg

本日の収穫(小さい個体)
IMG_7984.jpg

今日の二枚貝組
IMG_7978.jpg
ツヅレノニシキ、ナデシコ、ヤガスリヒヨク、マルスダレガイ等。

今日のタカラガイ、ウミウサギ組。
IMG_7983.jpg
チヂワケボリ、ハナヤカケボリ(割れ)、セロガタケボリ、ツマムラサキメダカラFD。

今日のイモガイ組。
IMG_7979.jpg
ソナレイモ、シロマダライモ(かけら)、キンランイモ、アンボイナ、ミカドミナシ。

今日良かった組。
IMG_7981.jpg
トウマキ、ホラナリコウシツブ3個、コゲイロホラダマシ、ルカオキニシ2個、マユフデ、ハタガイ2個、オニノキバフデ(幼)、フリジアガイ、クロタマキビモドキ、オリイレフデシャジク、ミナワシャジク。

今日の一番
IMG_8002.jpg
イトマキオトメ、こんなのも採れるんだ~と言う貝です。

今日の生貝組。
IMG_7985.jpg
ミガキセコバイ、サラサバイ、キナフレイシダマシ、チリメンヒメカタベ。

磯には生きた物は少し見られる程度で、波が荒かった割にはあまり影響は見られません。
でも、最近の状態よりは断然ましです。
丹念に見ればもっと良い貝が見つかる感じはします。

明日に続きます~。


フタスジキリオレ
オゴクダでの採集は20個程度ですが、やや深い所のドレッジ採集でもよく見つかっています。
浅い所から深い所まで生息しているようです。
3列の顆粒状の螺肋の内、真中の螺肋を除いて褐色に色が付きます。
それがフタスジの名前だと思います。

フタスジキリオレ
Litharium bilineata Kosuge 1962
ホソアラレキリオレ科 フタスジキリオレ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 5.1㎜~6.6㎜ 1993年採集


クロクリイロキリオレ
確認した個体は画像の個体だけですが、割れた物や色が変わったものはまだあると思います。
でも、少ない貝だと思います。
少し大きめのキリオレで、3列の顆粒螺肋があります。
一番下の螺肋のみ色の薄い顆粒で、他の2螺肋は同じ色です。
殻頂部も色が薄くなります。
近海産貝類図鑑では、違う学名ですが、日本及び周辺地域産軟体動物総目録の学名にあてています。

クロクリイロキリオレ
Mastonia grandiosa Laseron 1958
ホソアラレキリオレ科 クロクリイロキリオレ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 10.4㎜ 1987年採集



ソメワケキリオレ
小型のやや太めのキリオレです。
3列ある顆粒状の螺肋は、上の2本は黄色いですが、一番下の肋は薄い茶色をしており、その顆粒の間は、赤褐色となって、帯状に見えます。
オゴクダではたまに見つかる貝です。

ソメワケキリオレ
Mastonia cingulifera Pease 1860
ホソアラレキリオレ科 ソメワケキリオレ
串本町潮岬オゴクダ浜産 打ち上げ個体 4.2㎜~5.2㎜ 1980年採集




ぷろふぃーる

kudamaki2014

Author:kudamaki2014
オゴクダをホームグランドに採集をしています。
オゴクダ貝類図鑑を目指していますので、ここに載っていない種類を採集された方は、ぜひ教えてください。



かうんた~



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